動画視聴SNS「TikTok」では、おすすめに動画が表示されることで、効率よく認知を広げることができます。
しかし、おすすめに載るためには、表示順を決めているアルゴリズムを理解し、最適解に基づいて動画を発信していくことが重要になります。
では、その最適解とは…?
この記事で解説します。
TikTokが“おすすめ”に動画をレコメンドする仕組み
TikTokのアルゴリズムは、いくつもの条件によって動画の表示順や表示回数を決めています。ただし、主要な条件としては、以下のようなものがあると言われています。
- いいね
- コメント
- シェア
- 保存
- 視聴完了率
- リピート視聴
- プロフィール遷移
おすすめに載る確率を上げるためには、これらのシグナルを増やす動画を制作していく必要があります。
後発者でもレコメンドされる!TikTokの安心の特徴
多くのSNSでは、すでに人気がある配信者のコンテンツが優遇される傾向にあります。これにより、SNSに新規参入する配信者は苦戦することが多いです。
しかし、TikTokはほかのSNSと比較して後発者に優しいSNSと言われています。その理由は、TikTokでは動画の表示順や表示回数を決める際、以下のポイントも重要視されているためです。
- 「誰が」より「どんなコンテンツが」が重視されている
- おすすめに表示される機能が平等になるように設定されている
- 同じような動画が高頻度で表示されないように設定されている
- 人気な動画は最新状態でなくても「おすすめ」に表示される
これらの特徴により、新規参入の配信者でも動画をおすすめに表示させやすく、認知を広げていくことができます。
TikTokの“おすすめ”に載るメリット
TikTokの“おすすめ”にレコメンドされることには、次のようなメリットがあります。
視聴回数が増えることで動画がバズりやすくなる
TikTokのおすすめ機能は、コンテンツがバイラル化する最適なプラットフォームの一つです。ここに表示されるとフォロワー以外のユーザーに動画を認知してもらえるようになり、視聴回数を一気に増やすことができます。
それと同時にいいねやコメントなども増え、動画がバズる効果を期待できるようになります。
フォロワー増加を期待できる
おすすめに載ることで、多くの人に動画を視聴してもらうことができます。閲覧数が増えれば、それに合わせてフォロワー数も増えていきます。
その動画がユーザーの心に刺さるものであれば、急激にフォロワーが増えていく可能性もあります。
収益化を実現しやすくなる
おすすめに載ればフォロワーの増加を期待できますが、その数が増えれば増えるほど、影響力が大きくなるため、企業から注目されるようになります。
それが、広告やスポンサーシップなどの方法で収益を得られる状態をつくり出します。つまり、インフルエンサーとして活動できるようになります。
TikTokの“おすすめ”に載りやすい投稿時間は?
TikTokでは投稿時間が直接、おすすめへのレコメンドに影響するわけではありません。
しかし、特定の時間帯に投稿すると、おすすめに載りやすい傾向があることが過去のデータで示唆されています。
その特定の時間帯とは以下の3つです。
- 平日の7時~9時30分の間(朝の通勤・通学時間で利用される)
- 平日の17時~24時の間(仕事や学校が終わり帰宅する時間帯)
- 土日祝の夜 (スマホを見る人が多い時間帯)
上記3つの時間帯は、ユーザーがよくTikTokを利用するタイミングです。
動画を視聴しているユーザーが多いため、この時間帯に動画を投稿することで、より多くのユーザーに動画を閲覧してもらえる可能性があります。それが、おすすめにレコメンドされる確率を上げることにつながります。
tiktokで“おすすめ”にレコメンドされる動画制作のポイント
では、TikTokでおすすめに載る動画をつくるポイントを見ていきましょう。
冒頭1〜2秒で「誰の悩みをどう解決する動画か」を言い切る
TikTokでは、動画が再生された直後の1〜2秒で視聴者が続きを見るかどうかを判断します。そのため、冒頭で「誰に向けた動画なのか」「どんな悩みを解決するのか」を明確に言い切ることが重要になります。
たとえば、
「副業で月1万円稼ぎたい人へ」
「ダイエットが続かない人は必見です」
といった具体的な呼びかけは、対象者の関心を一気に引きつけます。前置きやあいさつを長く入れるのではなく、結論やベネフィットを最初に提示することで、離脱を防ぎ、視聴維持率を高めることができます。
視聴維持率を上げる台本(結論先出し・番号化・テンポ)を設計する
おすすめに載るためには、動画の視聴維持率を高めることも大切になります。そのためには、結論を後回しにせず先に提示する「結論先出し」の構成が効果的です。
また、「3つのポイント」「5つのコツ」といった番号化を行なうと、視聴者は全体像を把握しやすくなり、最後まで見ようとする心理が働きます。
その他、無駄な間を減らし、テンポよく展開することも重要です。情報を整理し、短く区切りながら話すことで、集中力を保ちやすい動画になります。
視聴完了率を取りに行く構成(最後に答えが出る/ループで終える)にする
視聴完了率はアルゴリズム上で非常に重要な指標のひとつです。動画の最後に核心となる答えを用意したり、「実はこれが一番大事です」と締めくくることで、視聴者が途中で離脱しにくくなります。
また、最初と最後をつなげるループ構成にすると、自然にもう一度再生される可能性も高まります。たとえば、冒頭の問いかけに最後で答える形にすると、ストーリー性が生まれます。単に情報を並べるのではなく、最後まで見る理由を設計しましょう。
コメントやシェアを生む仕掛け(質問・二択・共感ワード)を取り入れる
おすすめに広く表示されるためには、視聴者のリアクションを引き出すことが重要です。動画内で
「あなたはどっち派ですか?」
「コメントで教えてください」
といった問いかけを入れることで、コメントが増えやすくなります。
また、
「わかる人いる?」
「これあるあるですよね」
といった共感ワードは、シェアや保存のきっかけになります。
視聴者を受け身にさせるのではなく、参加してもらう設計にすることで、エンゲージメントが高まり、拡散につながります。
字幕と編集(短文字幕・カット・画面変化)でユーザーが動画を理解しやすいようにする
多くのユーザーは音声を出さずに動画を視聴しています。そのため、短く読みやすい字幕を入れることも非常に重要です。1文を長くするのではなく、短文で区切りながら表示すると理解しやすくなります。
また、適度にカットを入れたり、画面に変化をつけたりすることで、視覚的な飽きを防ぐことができます。編集によってテンポを整え、内容が直感的に伝わるようにすることで、離脱を防ぎ、最後まで見てもらいやすくなります。
キャプションやハッシュタグ、サウンドを動画の内容と一致させる
キャプションやハッシュタグ、使用するサウンドは、動画の内容と一致させることが大切です。関連性の低いハッシュタグを多用すると、アルゴリズムが動画のテーマを正しく理解できない可能性があります。
キャプションには動画の要点やキーワードを簡潔にまとめ、検索にも対応できるようにします。また、流行のサウンドを使う場合も、内容と自然に合っていることが前提です。整合性を保つことで、適切なユーザーに届きやすくなります。
ジャンルを絞って“誰に刺さるか”を固定し、アルゴリズムの学習を促す
投稿ジャンルが頻繁に変わると、アルゴリズムが「どのユーザーにおすすめすべき動画か」を判断しづらくなります。そのため、テーマやターゲットをある程度固定し、専門性のあるアカウントとして情報を発信することがポイントです。
たとえば、
「副業特化」
「美容特化」
など、方向性を明確にすることで、興味を持ちやすいユーザー層に継続的に表示されやすくなります。誰に届けたいのかを定め、一貫した発信を続けましょう。
投稿後の改善(離脱点の分析→台本と冒頭を作り直す)を実施する
動画は投稿して終わりではありません。再生回数や視聴維持率、どのタイミングで離脱が増えているかを確認し、改善につなげることも求められます。特に冒頭での離脱が多い場合は、フックが弱い可能性があります。
台本を見直し、より具体的な悩み提示や強い言葉に修正することで改善できます。データをもとに仮説を立て、再度投稿して検証するというサイクルを繰り返すことで、おすすめに載る確率を高められます。
TikTokの“おすすめ”に載らない原因と、そのときに確認したいポイント
動画が魅力的でない
おすすめにレコメンドされるためには
- 長く視聴してもらう
- 何回も視聴してもらう
- たくさんの人に反応してもらう
必要があります。
逆に
- 動画を全く見てもらえない
- 視聴回数が少ない
- ユーザーに反応してもらえない
という状態だと、おすすめにレコメンドされる確率も低くなります。これを招くのが低品質なコンテンツです。つまり、ユーザーが有益だと感じられないコンテンツです。
もし、コンテンツを発信し続けているのにも関わらず、なかなかおすすめにレコメンドされないときはコンテンツの品質を見直してみましょう。
適切なハッシュタグが付けられていない
コンテンツの内容と関連性が低いハッシュタグを設定すると、アルゴリズムの評価が下がり、おすすめに表示されにくくなります。
有益なコンテンツを発信しているのにおすすめに表示されないときは、ハッシュタグの確認も必要です。
動画が重複またはスパムと判定されている
同じような構成や内容の動画を繰り返し投稿している場合、アルゴリズムから重複コンテンツとみなされる可能性があります。
また、過度に宣伝色が強い内容や、不自然なハッシュタグの乱用、短時間での大量投稿などもスパムと判断される要因になります。
スパム判定を受けると、おすすめフィードへの表示が制限されることがあります。テーマが同じでも、切り口や事例、見せ方を変えるなど工夫し、ユーザーにとって新しい価値を提供しましょう。
ガイドラインに違反する不適切な動画を発信している
TikTokのコミュニティガイドラインに違反する内容を含む動画は、おすすめに表示されにくくなります。たとえ明確に削除対象でなくても、刺激が強すぎる表現や誤解を招く情報、不快感を与える内容は表示制限がかかる場合があります。
安全性はアルゴリズム設計において重視されているため、センシティブな話題を扱う際は表現に配慮する必要があります。投稿前にガイドラインを確認し、安心して視聴できる内容かどうかを見直しましょう。
まとめ
TikTokは日々、多くのユーザーに利用されていることから、高品質な動画を作成することで、たくさんの人たちに閲覧してもらえます。
結果、ティックトッカーのように高い影響力を持つ配信者になれることも期待できます。ぜひ、おすすめに表示される動画を作り、人気配信者を目指してみてください。

